環境建築・都市空間の提案設計をされるTetsuya Yamazaki Architects 様のホームページを制作させて頂きました。

設立間もない会社のため、情報量は少ないのですが、代表の山崎哲哉さんが、5月2日に鹿島出版会より「環境建築・都市への道: 感性と環境技術を結ぶレーベアム思想」を出されたので、その本の紹介と、Tetsuya Yamazaki Architectsが提唱している「レーベアム思想」(私たちの身体に快適で感性豊かな空間の存在を意識させる新しい視点)を前面に出す形でのホームページ制作となりました。

今回はサイトデザインおよびページ構成についてTetsuya Yamazaki Architects様より明確な仕様が出ておりましたので、それに忠実にシステムを組みました。また、サイト公開後の情報更新について全て自分たちでできるようにして欲しいというご要望がありましたので、内部の仕組みもシンプルに、簡単に情報更新ができるように構成しました。

 

シンプルな構成と統一感のあるイメージで、「環境建築」「レーベアム思想」のコンセプトを前面に出したトップページ。

 

今回もっとも工夫した、トップページのサムネイル画像より、プロジェクト案件の設計デザインやイメージ図がポップアップして大きく表示される部分。

 

建築設計と情報システム設計はよく似ています。設計デザインが作って完成で終わりではない、ということです。建築であるならば、その建てたものはそこで生活する人、まわりの環境によってお互いに影響を受け合いながら日々変化していきます。情報システムも同様に、そこにある情報は”生きている”もので、形を変えていくし、時間の経過とともに情報の蓄積がアーカイブとなって歴史を作っていきます。

そこで暮らすもの(情報)に寄り添いながらそれを大きく包み込んで新たな価値を生み出していける、そんな環境建築(情報システム)を提唱するTetsuya Yamazaki Architectsのコンセプトは、芸力の考えている情報システムのコンセプトと重なり、今回改めて、より快適で美しい情報システムの在り方を考えながらの制作となりました。

はじめは小さくシンプルな作りでありながら、将来的に情報が増えて拡張していくことを想定して、それを許容して柔軟に変化していけるサイト構成を組むこと、お客様のビジネス/事業の展開に合わせて、それに寄り添いながらサポートできるサイトシステムをご提案いたします。

ホームページ制作、システム制作のご相談、ご依頼は、こちらまで。